16)多忙時々復調/22歳

個人的な無念を残して終えた全日選考からはや1か月超が経過して本戦までもが終了、チームとしても新体制でスタートしているなかで自分のこの期間を陸上を中心に振り返ってみます。10月は縦断駅伝2区間出走を見据えて、29・30日の奥羽横断駅伝&地元の市駅伝の連戦をまとめることを目標に練習していました。

 

<選考会後~出雲駅伝

 選考会翌日。個人的な無念晴らし、そして新チームの背中を押せればと一人で3000mTTを敢行。結果9分37秒と完調にはほど遠かった。これでは仮に自分が選考会を走ったとしても34分半程度でしか行けなかったな・・・と現実を叩き付けられた瞬間。ただこのときはかなりモチベも高かったのでその後も頑張っていけた。10月を迎えてからは地元の市駅伝の練習会も週1で始まり、それにより水木連日ポイントというスケジュールを組んだり。そのなかで1000mレペをMAX2分52秒、16000mPR3分34秒平均などスピード・スタミナともに徐々に復調を感じられるようになってきました。しかし、出雲駅伝も終わって次の水曜日の市駅伝練習でのロードPR、最初を突っ込みすぎたとはいえ大垂れ&左臀部に違和感を覚えることに。今思うとコロナからの復調を焦って練習を詰め込みすぎていたのかも。

 

出雲駅伝~誕生日>

 そこからの1週間はポイント練習はスキップ、ジョグも1日おきと疲労抜きに重きを置いていました。この期間にあった個人選も回避したけど、ここを休んだことが結果的に奏功。休養明けの12000mPRを3分27秒平均で走れたのは自分でも驚いたし、再び復調に向かっていけた。そしてこの間にあった特筆すべき話題、それは同期が初マラソンに挑戦していきなり2時間50分9秒で走ったこと。自分も彼のサポートをしていたけどとても感動したし、刺激を受けたと同時にマラソンでは彼に敵わん・・・と。インカレ入賞・縦断駅伝2区間出走の”知人”、マラソンほぼサブエガの彼が近くにいるなかで何か自分に特筆した実績があるのかというと・・・それを作れるように頑張らないといけないと思えました。

 

<誕生日~2連戦>

 2連戦の週末まであと1週間、10月24日の誕生日を前に研究室の多忙に襲われることに。25日のゼミ発表に向けた資料作り、研究の進捗を生むことに奔走。ポイントどころかジョグすらも22~24日まで出来ず。今年の誕生日は研究室で1日中過ごしていたけど、そのなかで思わぬプレゼントや即興サプライズが展開されてとても嬉しかったのです。研究室のみんな、ありがとう。この日の夜は研究室のハイスペックな後輩とカラオケに行ってました。この翌日はゼミ、そして3年生の歓迎会。件の彼は9月に引き続き泥酔、やたらとボディタッチを求めてくるあたり人間味を感じて面白いですね。どうやら自分は彼にとっての面倒見の良い先輩ランキング1位だそうです。あざす。ちなみに彼が作ってきた激辛麻婆豆腐はその場にいたほぼ全員を震撼させていました。

・・・というわけで22歳を迎えました!研鑽、繋がり、感謝をキーワードにまた1年間頑張っていく所存です。これからもよろしくお願いします。

 さて陸上の話に戻すと、ゼミの日の朝にこれでは不味いと少しだけ走って無理矢理リズムを取り戻す。市駅伝練習でのロードでの刺激走を2.6km8分25秒でこなし、いよいよ連戦へ。

○奥羽横断駅伝4区10.1km(9.76km)33’09”区間10位

序盤3分の2で130mほど上り、残りでその分を下る難コース。下り部分で切り替えられるように序盤は無理せず3分半くらいで刻もうと考えた。しかし上りの後半で3分40秒以上を要し、下りでは差し込みがきて追い込みきれなかったのでやや不完全燃焼感。でも復帰戦としては及第点は付けられると思った。

 選考会以来久々に会った後輩たちとは、チームのこととか色んな話が出来て良かったです。毎年恒例の昼食で横手焼きそばを食べたときの席は個人的に超神メンツでした。名残惜しくも、そして2日目のサポートがカツカツになることを申し訳なく思いながら帰途に、そして市駅伝へ。

○市駅伝5区6km(6.32km)20’59”区間5位

縦断駅伝を争う面々が揃うエース区間。アップのときは前日の疲労で重たかったけど走り出してからは気にならずに楽しめた。縮小開催で公園内周回、雨上がりに落ち葉やカーブばかり+序盤を突っ込みすぎてスピードを維持できず、平均タイムは微妙。でも区間5位とだいぶ縦断メンバーと張り合えるようになってきたことは収穫だった。

 3年ぶりに市駅伝を走れたのはやはり楽しかったし、来年は元通り市内60km超を15人で繋ぐ形に戻ってくれればと。自分はエース区間で泥を被り続けます。打ち上げの飲み会ではなかなか濃い話を聞くことに。動き作りは大事。小学生の活動に混じらないか?と誘われて、確かに地元に残っている以上大事にしたい地域貢献ということにもなるし、自分のスキルアップにも役立つしな・・・と思案中。

 

<連戦後~全日本>

 2連戦のあとは疲労を考慮して2日間は休んでいました。しかし、練習の一環で11月3日にもう一つ1500mの記録会を入れていて、前日に600m刺激を1分37秒。ここで1000mをガチで走れば2分45秒ではいけそうな手応えを得て本番へ。4分15~20秒あたりを狙っていました。しかし、そこで待っていたのは風速7mの暴風と大雨。スタートしてから誰も出なかったので、記録を狙うためにはと思って1000mを前で走り続ける。しかし通過は2分55秒と想定より遅く、間もなく後続に差され、垂れて万事休す。最終的に4分30秒すらも切れず・・・これだけ走った意味すらも見いだせないレースはなかなか無いし、とにかくムカついたの一言。もしかしたら疲労が抜け切れていなかったのもあったのか。真面目に反省するとスピード持久力が無いということかなと。

 

 ということで現在まで追いつきました。この期間は色々と良し悪しがあったけど、自分が頑張る気力としては前半は高く、後半は低くなっていきました。1500mのあとの3日間は表向きは疲労を今一度取るため、だけどやる気が出なくなったというのもあって走っていないのが実情です。しかしやる気が出てこないのには思い当たる節が2つほどあって・・・次回、17)へと続きます。

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