9)帰属意識

帰属意識:ある集団に属している、またはその集団の一員であるという意識や感覚

 

各々が属している集団はたくさんありますよね、家庭、学校、職場などなど。それを現在の自分の陸上というところに絞ると、それは大きく2つに分けられます。一つは大学の陸上部長距離ブロック、もう一つは縦断駅伝を目指す地元陸協チーム。(一応あともう一つ、学区の市駅伝チームもあるか)これらの集団に対する帰属意識、自分はどのくらいあるんだろう?どのくらいの帰属意識でいるとちょうどいいんだろう?と近況のなかでふと思ったので、つらつらと整理していきます。

 

 長いモチベが低かった時期明けで縦断選考会に間に合わなかった自分は4月以降、2つトラックレースに出ました。

4月上旬:1500m4分27秒(高3ぶり、一応自己ベスト)

GW中:5000m17分4秒

1500mは久々の出走だったのもあるけど、今となれば勢いで押し切れた感じかな。風がそこそこあり、スパイクは履かず、大して準備せず臨んでの結果なのである程度満足はしているけど。一方の5000mは風がトラックを回っていて終始向かい風という状況だったとはいえ、想定していたより良くはなく・・・この間は週1回の20km走を軸の一つと据えていたけど、やっぱりレースペースのインターバルやペーランから逃げては駄目だ。トラックの5000m、10000mへの苦手意識もかなりあるし、そこを改善せねば。ジョグは大事だけど、そこに依存するというか、軸と捉えてはいけないなと。一番良いときなら5000mは16分10秒台、10000mは33分半あたりではいけるはずなのに、そこになかなか届かないのはもどかしいところ。

 次に、自分のレース以外であった大きなことといえばこれも2つ。一つは大学のほうでの全日本に向けて決意を新たにするミーティング。そこでは自分の立場は8番手を底上げすることだということを改めて。これは前からずっと自覚している立場ですね。もう一つは、今年は直接関われなかった縦断駅伝本番。我がチームは主力に故障・不調者が何人も出て戦前から上位での勝負は難しいのは分かっていたけど・・・他の用事のついでに1区16km地点で観戦しましたが、そこではエースがやっぱり強かった。凄い。そしてレースが終わった夜、うどんを食べながら来年に向けて決意を新たに。確かに同期でタスキリレーができればアツいなあ。

 

 この2レースと2つの出来事を経てGWが過ぎた現在。本題について考えると、一口に「チームのために」といっても、自分がチームの目標を目指せる・貢献できるだけの確かな実力が無いと、どんなことを発言しても口だけで現実味や説得力が伴わず、そこに加われない感覚がしてきています。実際、17分台ではチームに貢献する!と言っても具体的なビジョンを思い描けないし。そういった状況で帰属意識が強すぎても、早く結果を出さねば・・・、このままでは不味い・・・という焦りにつながり、かえって悪い循環にハマって自分を苦しめてしまうんじゃないかなと。大きい目標も大事だけど、そこにとらわれすぎずに、まずは半歩先の個人の目標のクリアを積み上げ、その先に大きい目標が見えてくれば良いんじゃないかなと思ってきました。そういう意味では、自分はどちらの集団についても、帰属意識を持とうにも堂々とそうできる立場ではないのが現状かなと。個人的な分かりやすい目安としては、5000mなら15分台を出す、まずはそこを目指した努力を地道に積み上げていきたいです。あと、帰属意識には個人の性格の問題や、その個人が集団から受けている待遇やそれによって出てくる愛着など様々な要素が絡み合っているような感じがしますね。集団内の人間関係や風通しを良くすることも大事なのかも。

長くなったので個人的な帰属意識についての考えを簡潔にまとめると、そりゃあ集団に属する以上ある程度は大事、だけどそこに縛られて自分を苦しめないように気をつける、そもそもの足元や客観的な視点というところにも軸足を残しておくのも必要かな、ということです。完

 

 

 

 

 

 

 

~余談集~

・研究室関係

①4月4日、学生部屋のカーペット貼り。これが重労働で、なんと1日では終わらず。やっぱり新興研究室(我が世代が2期生)は環境整備から始まりますね。

②女子がいなくなったなかで後輩の研究室見学があったけど、どんな3年生がこれから来るのだろうか?

③調査の一環で河川敷に出向いたけど、夜間に定点観測用の器具を設置しにいったのが本当に苦行だった。弟を巻き込んで雨の中、全長2キロ近くある桜並木の端から端までを歩いて、トータル2時間越え。んでいつか、対照実験のためまた赴くのかな?想像したくないぞ。そして、そこで得られた利用者調査の解析は顔認証、そのためにpythonを使うとか・・・研究がすごい方向へと向かっていったぞ。

・ついにDAMのカラオケ採点で90点突破!内田彩さんのsign(五等分の花嫁)、家入レオさんのサブリナ(トリコ)の2曲、両方ともアニソンだ。でも、YOASOBIの曲でも87点前後は出せたのでアベレージは上がってきた。これがまぐれか本物かはまた次回ですね。立って歌ったほうが点数は出る。

・研究室での花見で立ち寄った公園に、なんとばんばんざいにも出てきた猿のちーちゃんがいたという。猿回しはとても面白かったです。

・GW中は9か月ぶりにふらっと鳥海ブルーラインに家族でドライブ。標高1000mあたりの大平山荘で昼食のあと、最高点付近の鉾立あたりではまさかの暴風に。大して離れていないのになぜ急に風が・・・それだけで一気に疲れた。その後に行った十六羅漢、あれはいつ見てもすごい景色ですね。

・雀魂を通じた麻雀ブームが少しだけ到来。ここまで人生で経験した役満は、国士無双大三元小四喜の3つです。ちなみに一番好きな役は三色同順

ウマ娘もぼちぼち継続中ですが、ここにきてモチベアップのために目指し始めたのは全冠&称号チャレンジ。わざわざデータベースを作って制覇済みレースを把握、効率よく全冠を目指していきます。推しのファルコは既に達成済み、しかしファインは短距離FダートGなので難しい・・・

・かぐや様3期がスタート!かぐやと白銀の関係はどうなっていくのでしょうか?この2人の関係、個人的にはすごく羨ましいなと思っています。金曜24時にテレビに張り付く最近この頃。

・GWラストは全学での強化練習でした。我が県の地形上、移動がかなり大変なのですが行ってみればなんだかんだ充実したなと毎度感じています。そしてこの時期は新入生の顔を見れるということで新鮮な感じです。なんと駅伝が好きだという、話が合いそうな後輩が入部したということでなんか嬉しいですね。我がTwitterアカウントについては大学関係者にも1年次の5月時点でもう知られている模様だけど、自分がいない間にあらぬことを吹聴されてないといいのですが・・・

 

このGW期間は、大会や全学での強化練習等はありつつも、全体としてはいいリフレッシュになったと思います。今週はまた研究室関係の予定が目白押し・・・強化練習でかなり疲弊して、出だしとしては最悪だけど頑張ろう。

頑張るのは(まずは)自分のためだけど、モチベーションとしては誰かのために、というのも良いのかも。その"誰か"、うーん、あの人にしようかな、それとも。