箱根駅伝全国化は断じて「反対」

 

緊急でブログを書きます。タイトル通りですが、自分は箱根駅伝全国化は反対です。その理由を以下にまとめていきます。

 

①箱根仕様の練習は?

箱根に出ようとするなら、それ仕様の練習が必要になるはず。しかも発表が今、100回大会まであと1年3~4か月で走力面も含めて間に合うのでしょうか?やるならば、高校生がそれも加味して進路選択することも考慮して5年前から発表しておくべきだったのではないでしょうか。

 

②他地方駅伝の立ち位置は?日程は?

現状でも丹後、島原などが箱根と同じ立ち位置の地区学生駅伝になっているはず。それらの駅伝の立場を蔑ろにするのでしょうか。だからといって全て参加しようとしたら日程がえげつないことになる。例えば関西なら、

出雲(10月10日前後)→箱根駅伝予選(10月20日前後)→全日本(11月第一日曜)→丹後(11月中旬)→箱根

10~11月が過密日程になるし、こうしてレースが続くことでピーキングが難しくなるし、負担増で故障のリスクにもなる。タメを作る強化期間も少なくなる。

 

③チームカラーの多様性や全国の選手の活躍の場が少なくなる

全国の大学が一律で箱根を目指してハーフ仕様の練習をするようになったら、短めの距離やトラックを主戦場にしたい選手にとって、マネジメント面も含めてマイナスの影響にならないといいですが。また、彼らに箱根仕様の練習を強制させる流れにならないといいですが。そして、もし全国に選手が散らばることになったとしたら、良いとも思えそうだけど、関東以外だからこそ活躍できると踏んで地方の大学で陸上をすることを選んだ15~17分台の選手たちのインカレでの活躍の場を奪われるかもしれない。

 

④一部の関係者の熱量があったとしても・・・

一部選手だけが速くても10人は揃わないという問題。指導者が過熱して望まない選手にまで箱根仕様の練習を強制させないかという懸念。またチームの熱量があったとしても大学の設備等バックアップが伴わないという問題。

 

⑤関東の選手にも

他地区の選手が参戦することになったら、箱根予選の参加標準記録34分切りのラインが上がる可能性も。そうなると予選会出場を目指すチーム・選手が割を食らうことになる。これは連合チームがどうなるかによるけど、関東の大学の選手の学生連合入りが狭き門になるかも。

 

妥協するなら、希望者だけによる日本学生連合を1回きりかな・・・と。

他にも理由がありそうな気がするけどまとまらない。スペースを聞きながら自分のなかでも整理していきます。関東以外の長距離以外の選手にまで走路員をやらせるのか、確かに・・・また追記するかも。